「やせるおかず作りおき」オリジナルと発禁本比べてみた

出版大手の小学館が新生出版社が刊行した「やせるおかずの作りおき かんたん177レシピ」の販売停止を6月9日に申し入れ、合意が成立したとのニュースを見て早速2冊を買ってみました。

 

オリジナルの小学館「やせるおかずの作りおき」は、2015年に刊行され「やせおか」シリーズの第一弾としてベストセラーになっています。

一方、問題の「やせるおかずの作りおき かんたん177レシピ」は2017年5月に刊行されたばかり。これからというときの出来事です。

 

見比べてみると、大きさは若干違うものの、写真や文字のレイアウトが酷似していますね。

 

横から見るとこんな感じです。(オリジナルは112ページで新生出版社は144ページ。)

 

なんでこんなにもレイアウトが似ているの?

デザインのパクリは東京オリンピックのロゴマークで懲りたでしょ(笑)?

 

なんて思ってしまうのですが、実はこれらの表紙デザイン、同じ会社が作成していたのです。

フレーズ(Phrase)というこの会社。

http://www.phrase.co.jp/work/works_list.php?ctgry=1

同じような料理本の表紙をいくつもデザインしています。

それにしても2年前に出版された本のデザインを今頃パクるというか、ほぼ同じデザインで刊行するなんてなかなか考えられませんけどね。

作成担当者は違う方の名前が記載されていましたが、小学館のオリジナルはベストセラー本。

それと同じようなデザインにしたらクレームが来ることくらい想定できると思うのですが。

これは出版社側の指示か、デザイン会社の手抜きか?

いずれにしても腑に落ちませんね、この表紙に関しては。

 

じゃ、この2つの「やせおか本」内容はどうなの?

人は見た目で判断してはいけない、って小さなころから教えられてきましたよね?

本もそうでしょ(笑)?

オリジナルの「やせおか」と後発の「やせおか177」の内容を見てみましょう。

著者

 

「やせおか」
柳澤英子
料理研究家・編集者
自身が52歳の時に食を楽しみながらやせる方法を考案し、1年で26キロ減の47キロに。
その後もリバウンドなく太りにくい体質をキープ。
数々の料理本を出版し、「やせおか」シリーズは246万部超えのベストセラーに。

 

「やせおか177」
松尾みゆき
料理研究家・管理栄養士・フードコーディネーター
大手メーカーでカフェや惣菜店などのメニュー開発に携わったのち独立。簡単でわかりやすい、ヘルシーメニューの開発や栄養バランスを考えた食事の提案を得意とする。食全般のコーディネーターとして書籍や雑誌を中心に活動中。

 

やせ方コンセプト

 

「やせおか」
食後の血糖値上昇を抑え、代謝に欠かせない酵素をとり、体内で吸収を遅くする食物繊維をとることを推奨。特に主食のごはん、パン、麺類などの炭水化物は極力取らないか、とっても少量にする。肉や魚などのたんぱく質は積極的にとり、カロリーはあまり気にしない。

「やせおか177」
糖質や脂質が低い食材を選び、カロリーの高い油の利用を控え、一汁三菜でバランスよく食べる事を推奨。炭水化物はエネルギーのもととなるので必要だが取り過ぎに注意。肉や魚は脂身の多い食材は避ける。

紹介しているレシピの数

 

「やせおか」
73個
大きく「主菜」と「副菜」に分かれていて、主菜は鶏肉、豚肉、牛肉など食材別にレシピを紹介。副菜はマリネやフライパン一つでできるおかずなど調理方法別にレシピを紹介。

「やせおか177」
177(タイトル通り)
大きく「メインのおかず」、「野菜のおかず」、「肉のおかず」、「魚介のおかず」に分かれていて、それぞれ食材によって細かくレシピが書かれている。

 

結局どっちのほうがいいの?

正直何とも言えません(笑)。

オリジナルの「やせおか」は著者が実際に実践して結果が出たレシピなので説得力がありますし、「やせおか177」は著者が管理栄養士の資格を持っているので、やせるための根拠あるレシピを紹介しています。

大きな部分は同じコンセプトですが、大きく違うのは炭水化物(糖質)に関しての記述。

オリジナルは短期間にやせたいなら炭水化物は極力取らないようにするべき、一方「やせおか177」では炭水化物は体に必要な栄養素なので適量は取るべき。

ここの違いだけでしょうか。

 

結論!!

「やせおか177」の内容そのままで、表紙のデザインを変えて、タイトルも若干変えて再度出版するべき。

 

でないと、筆者の松尾みゆきさんが可哀そうですよね。

せっかく一生懸命レシピをかいて出版したと思ったら、すぐに発売禁止だなんて・・・

 

松尾さんには何の責任もないでしょうから。

そのことが今回の件で悔やまれますね。

 

本は両方ともしっかり書かれていて、どちらも参考になりますよ。

 

※下記写真をクリックするとAmazonで購入できます。





コメントは受け付けていません。