堀江貴文「多動力」レビュー~これからの時代に一番大切なものは~

ホリエモンこと、堀江貴文さんの最新刊「多動力」を読んでみた。

 

228ページありますが、文字が大きく内容も読みやすくて速い人だと1時間、遅くても2時間で読み終えることができるので、あまり時間のない人にもお勧めです。

 

このくらいの厚さです。

 

 

「多動力」・・・いくつもの異なることを同時にこなす力。

ありとあらゆるものがインターネットでつながり、すべての産業の「タテの壁」が溶け、「水平分業型モデル」となる。

これからの時代、「多動力」を身につければ、人生を大きく変え楽しく充実した毎日が過ごせる。

その方法とは?

を分かりやすく、丁寧にホリエモンの言葉でつづっています。

全8章で構成され、それぞれ具体的に解説しています。

 

第1章 一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった

つらい修行なんて意味がない

日本人は我慢、苦労、忍耐が美学とされてきた。

汗水たらして働いてこそ、立派な大人になれる。そう幼少期から教えられ(洗脳され)てきた。

だが、いまそんな時代ではない。

「3年間皿洗いしたら寿司の握り方を教えてやる」

そんな親方のいる寿司屋で働いていたら、あなたの貴重な時間が奪われるだけ。速攻やめるべき。

 

三つ本気で取り組めば、あなたの価値は一万倍になる。

一つの事に一万時間取り組めば「100人に1人」の存在となる。

では、もう一つ取り組んだら?

(100人に1人)×(100人に1人)=10,000人に1人の存在になれる。

では、三つあったら?

そう、100万人に1人の存在になれる。

誰でも、どんな分野でも100人に1人の存在になっているはず。

でも、皆そこで終わっている。いかにして2つ目、3つ目に取り組むかが勝負。

 

第2章 バカ真面目の洗脳を解け

全部自分でやらなくてはいけない考えを捨てろ

ホリエモンは毎月1冊のペースで本を出している。あれほど忙しいのにいつ原稿を書く時間があるのか?

答えはゴーストライター(笑)。 厳密にいえば分業制。

編集者とライターに話したことをまとめてもらい1冊の本にしている。

ホリエモンは自分の経験や知識を話す。ライターがそれを文章にして、編集者がまとめて出版する。

時間は誰でも24時間しかない。貴重な時間は自分が一番得意なことに使うべき。

 

目指すのは完ぺきではなく完了だ

たまには手を抜くことも重要。

母親が子供に作る弁当、必ずすべてが手作りでなくても冷凍食品のほうがおいしかったりする。

時間がなければお金を渡してコンビニで弁当やパンを買ってもらったほうが子供は喜ぶ。

すべてにおいて全力投球ではなく、自分の時間を大切に、割り切り「完了」させることが大切。

 

第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ

ハマることも才能。まずは一つの事に徹底的にハマる。

頭一つ抜きんでるためには、バランス型ではなく好きなことをとことんやる。

ある意味変人に思われるくらい。

 

100点満点は目指さず、80点取ったら次の事にハマれ

一つの事にハマれば80点までは簡単。だがそこから100点までは今までの何倍もの時間がかかる。

80点までハマったら次の事に取り組むと、いつかそれらが線となり思わぬところで結びつく。

 

第4章 自分の時間を取り戻そう

1日24時間の中で「ワクワクしない時間」を減らせ

自分以外の人でもできることはアウトソーシングする。限りある時間は自分にしかできないこと、ワクワクすることだけに使う。

 

電話は人の時間を奪う悪魔のツール

電話は人の都合を考えずに人の大事な時間を奪う。よほどの緊急でなければLINEやメールで事は済む。

電話の着信があっても拒否しろ。

 

他人の目を気にせず、「自分の時間」を大切に生きろ

会議中に自分とは関係のない時間、スマホをいじる勇気があるか?

他人の時間に合わせて自分の時間を取られてはダメ。 常に、自分のために時間を使う。

仕事が嫌なら辞める、仕事に振り回されるのではなく、「仕事を選ぶ」ことが大事。

 

第5章 自分の分身に働かせる裏技

「原液」をつくれば、自分の分身が勝手に働いてくれる

自分にしかできない発言、自分にしかできないアイデアを出すことにより多くの人間を動かすことができれば、一人ではとてもできない量の仕事をこなすことができる。

レバレッジ=てこの原理

 

「原液」をつくるために必要なもの、それは「教養」

一つの事柄に関して歴史を深堀りして、海外事例まで調べることで知識の幹となる本質にたどり着く。これが「教養」

教養という「幹」ができれば枝葉となる様々な事象はすべて理解できる。

教養を身につけるにお勧めの本・・・「サピエンス全史(上下巻)」

 

第6章 世界最速仕事術

無駄な時間をなくさなければ、多動力を発揮できない

スマホを100%活用せよ。

電話をするならスマホでメールやLINEを利用する。

満員電車で通勤して会社に行く必要があるのか? 家や近くのカフェでスマホで仕事ができるはず。

 

メールやLINEはすぐに返信せよ

仕事のできる人ほど返信が早い。つまり仕事の渋滞をなくしてすぐに処理する。

仕事を半分の時間で終わらせるための一工夫をする。

 

多動力を発揮するためには睡眠時間をしっかりとる

睡眠を削ってまで働いてもパフォーマンスが落ちるだけ。

十分な睡眠こそ人生を充実させストレスがない生活を送るために大切なこと。

ホリエモンも明け方まで飲んだ場合、次の日仕事は午後から行うとか。最低一日6時間の睡眠をとっている。

 

第7章 最強メンタルの育て方

多動力にとって一番の敵、それは「他人にどう見られているか?」を考えてしまうこと

誰もあなたには興味がない。後ろ指を指されても、大恥をかいても、他人はあなたの事を覚えていない。その時一瞬だけですぐに忘れられてしまう。

それなら「恥ずかしい」なんて感情を捨て、自由に好きに生きていこう。

 

第8章 人生に目的なんていらない

永遠の3歳児になれ

一番「多動力」があるのが3歳児のとき。

色々なことに興味を持ち、毎日何かを発見し、興味のあることだけに没頭できる。

そんな毎日を大人になっても過ごしていく。昨日と同じ今日ではダメ。

 

資産や資格に頼るな、何がやりたいかが大切

今ある資産を使って何かできないか・・・

持っている資格をいかしたいのだが・・・

そうではない。

〇〇がやりたいからいくら必要→持っていなければ融資を依頼する

〇〇がやりたいので資格が必要→有資格者を雇えばいい

そういう考え方をする。

 

好きなことを好きなだけやっていると、手元に何かが残っている

長い人生に目的なんてない。「いま」を楽しむことだけが、すべて。

何かをするのは目的ではなく、「おもしろいから」。

いまがすべてであり、「将来の夢」や「目標」なんて必要ない。

毎日が面白くてたまらない、そんな人生を送るために「多動力」が必要である。

とにかく、動け!

 

【「多動力」を読み終えてみて】

冒頭にも書きましたがホリエモンの本の中でも割とあっさりと読める、分かりやすくストレートな文章の本。

一貫して伝えてくれたメッセージは2つ。

・「自分の時間」を大切に生きる

・「いま」を大切に生きる

これまで常識として学校や親に洗脳されてきた、「人のためになるよう生きろ」や、「将来の事を考えて仕事を選べ」だとか日本人として当たり前に思っていたことがすべてこれからは通用しなくなる。

そんなことを改めて教えてくれる本である。

ホリエモンだから特別にできるんでしょ?

皆そう思ってしまうけど、実は違う。 誰もがホリエモンのようになれる可能性があるのだが、ホリエモンのように一歩踏み出す勇気がないのだ。

小さな一歩を踏み出す勇気。それが大きく人生を変えるチャンスとなるのだが、ホリエモンいわく、実際に一歩踏み出す人は100人に1人いるかいないかと話している。

99%の人がチャレンジしない。

逆に言えば、チャレンジすれば1%の人になれる。こんなチャンスはないでしょ?!

そう思えることが大切だな、いや思うだけでは99%の一人。一歩踏み出さなければ何も変わらない。

よし、踏み出そうと思った本である。

っというか、私はもう踏み出してしまったのだが・・・

頑張ります。そしてあなたも頑張りましょう!!

 

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